EDUCATION CONTENT「幼児教育で何を育てたいのか?」

photo

せいか幼稚園の幼児教育は、大人になって様々な課題や難題に直面した時に、あきらめずにチャレンジして切り拓いていく力を育てます。

photo

「成長」に必要な「遊び」とは

せいか幼稚園の「遊び」は、単に好きなことをして楽しむだけではありません。
体の発達のみならず、心が強くなることや能力的発達にも「遊び」は貢献します。
「成長」という視点で見ると「学校の勉強」や「家庭における躾」以上に
大切な物事を教える「場」と「時」であるのが、せいかの「遊び」です。

「模倣」の始まり

遊びの中で、大人の姿を真似たり、
年下の子が年上の子の何でもできる姿を見て、
憧れることで様々な技や秘訣が伝承されていきます。
たくさんの子ども達が遊びこむことによって創造されてきた技術を、
遊びに加わりたい、上手になりたいという動機で、習得していくのです。
これが「模倣」の始まりとなり学習に取り組む力に発展していきます。

「ご家庭ではできない遊び」

遊びの中には科学がいっぱい詰っています。
遊びを通じて力学の原理、重心や回転体の性質やテコの原理など
知らず知らずのうちに学ぶことになります。
また、体の使い方や力の入れ具合などを学ぶ機会もあります。
ご家庭では絶対にできない長所が「遊び」にはあるのです。

「子ども社会」

かつて地域や近所にあった「子ども社会」。
せいかには「子ども社会」がきちんと存在しています。
家庭とは違った「自分の居場所」になる場所です。
遊びが創り出す「子ども社会」は、子ども達が遊びながら
「心を鍛える場所」であり「心が開放できる場所」なのです

「社会性と創造力」

遊びを通じて人と触れ合って自ら進んで教わったり、
話しかけたりすることで人とも積極的に関わりを持つ人に育ち
やさしさを与えた、やさしさをもらった経験から
他の人への思いやりを身につけて社会性が育っていきます。
また、伝承された遊びをやりこんでいく内に、
新しい遊びに発展していくのは創造力が育っているからです。

「自立へ」

遊びの中で、異年齢や違うクラスの子ども達との交流を通じて、
違う立場や考え方、多様な生き方を理解し、人との関わりに自信を深めていきます。
その自信はやがて成人した時に、自立する支えになるのです。
ケンカしつつも「感情をコントロールする力」や「コミュニケーション能力」、
「忍耐力」に「協調性」、「新しいものを作り出す創造力」「勝負勘」など、
子ども達にとっての生活能力や自分で考えて行動する力が、
自然に身につくのが遊びの場です。

「育てる」メニューに戻る

photo

「音楽」で「生きる力」を育てる

せいか幼稚園の音楽教育は、音楽に取り組むことを通して、
学ぶ姿勢と楽しさが育つことを目的にしています。
せいか幼稚園の音楽教育は「楽譜が読めるようになる」
「難しい曲を演奏出来る」「音楽的に演奏する」ことを目的にしていません。
音楽に取り組むことを通して、学ぶ姿勢と楽しさが育つことを目的にしています。
音楽は集中力を育てる大きな力を持っています。
音楽を通して育った“集中力”は、必ず将来の学習の基本となります。
集中力以外にも、音を合わせることを通して人と“協力する力”、
その子にしかできない音色を奏でることを通して育つ“創造力”、
発表会までの練習をやり通して育つ“やり抜く力”を育てます。

「本物の楽器」で、「本物の舞台」へ

毎年2月。音楽ホールで音楽会を開催します。
本物の楽器を使って、本物の音色を奏でることを大舞台で経験します。
演奏前のドキドキした気持ち。一人ひとりが協力して演奏する経験。
一生懸命だからこそ失敗してしまうこと。みんなで素晴らしい演奏をした達成感。
おとうさん・おかあさんからたくさんほめてもらえる充実感など・・・・、
音楽会も含むあらゆる行事での言い尽くすことの出来ない経験が、
将来しあわせになる力の芽を子ども達の心の中に育てます。

photo

「育てる」メニューに戻る

photo

「和」の心を育む「英語教育」

せいか幼稚園は二つの英会話プログラムを用意しています。
英語を音ととらえて楽しむ外国人講師による英語教室と、
日本人のレイチェル先生(高瀬玲子)との生活の中での自然なふれあいで、
聴力が最も発達する幼児期に、耳の英語記憶を育てるプログラムです。
英語を嫌いにならないように、楽しんで親しみを持てるように組み立てられています。
二つのプログラムで、自然に英語にたくさん触れる環境を実現しています。

英語を話せるようになるプロセスに基づいた環境に中にいることで、
子ども達は自然に英語で何かを表現しようとします。
また、英語を話す日本人のレイチェル先生によって、気配り、
心遣い、礼儀正しさ、勤勉さ、謙虚さ・・・そういった「日本人」としての心を学びます。

「育てる」メニューに戻る

photo

「知的好奇心」を育てる「感覚遊び」

2歳~3歳の時に「指先あそび」と呼ぶ
感覚遊びが「ワイワイ広場」で展開されます。
指先遊びで使う「おもちゃ」は、
幼児期特有の知的好奇心を考慮して計算して作られたものです。
子ども達が生活する上で出来ないこと、
困っていること、知りたいことだけを取り出し、
シンプルな形にして繰り返し遊びます。

指先遊び

お友達が遊んでいる様子を「見て」、
自分も同じように遊ぶ「模倣」は学びの基本です。
「指先遊び」を通して知的欲求を満たした子どもは穏やかになり、
お友達を助け、思いやりのある行動をみせ、
自分も誰かの役に立つように振る舞い始めます。
指先遊びの時は様々なブースを担当の先生が用意します。
子ども達は「自分がしたいことを自分で決めて」
それぞれのブースに行きます。

将来の幸せのために

この時期は先生に強制されて遊ぶのではなく、
自分のしたいことを満足するまで遊ぶことで
集中力や好奇心・創造力などが育ちます。
先生は、子ども達が自由に遊んでいるのを見守り、
時には一番興味のある遊びに誘導したり、順番を守ることを促したり、励まします。
4歳から卒園までの音楽活動と連動して、
協力すること、がんばるときはがんばること、
先生の話を聞くこと、模倣することなど、
将来しあわせになるために必要な力を身につけます。

「育てる」メニューに戻る

photo

日々、大切にしていること

「本物でおいしい給食」が本物の味を子ども達に伝え、
大人になってからの偏食や味覚障害を防ぎます。
せいか幼稚園では専用の給食室があり、
そこで毎日約270名分の給食を作っています。
委託業者は日本料亭や大手企業の社員食堂の委託を受けており、
定期的に料理人の方がいらっしゃり調理師への指導と研修を行います。
またアルコール消毒、食器や調理器具の熱殺菌を毎日必ず行いますので
衛生管理も徹底しております。
現地調理となりますのでアレルギー対応も個別に行うことが出来、
栄養価を損ねることなく代替食品を用意できます。

「本物でおいしい給食」を、子ども達に

子ども達が食べる給食は加工食品や
うま味調味料の使用を極力抑え、手作りが基本です。
また栄養学の枠を超えた味付けにもこだわり、
例えばお味噌汁などの出汁には『○○ダシ』のような物は一切使わず、
天然のかつお節と昆布を贅沢に使います。
小さいうちから本物の味に慣れておくことはとても重要で、
大人になってからの偏食や味覚障害を防ぎます。せいか幼稚園の給食は本当においしく、
もちろん職員も同じ物を食べますので毎日の楽しみのひとつとなっています。
せいか幼稚園では「本物でおいしい給食」であることも子ども達への食育のひとつと考えています。

「育てる」メニューに戻る

photo

「日々の生活」で、「成果」を創造

全ての教育に共通しますが、
子ども達が短期間で劇的に成長することはありません。
少しずつ、ちょっとずつ・・・日々の何気ない事の積み重ね。
積み重ね、繰り返しを通して子ども達は成長します。
小さい積み重ねが、ある時にブレイクスルーを引き起こし、
大きな成長という「成果」を創造します。
せいか幼稚園の一日は、日々の小さい積み重ねを大事にしています。

子ども達の「土台創り」

積み重ねるのは、朝の会、論語、音楽指導、英語、数、ひらがな、造形、
基本的な生活事項(時間、場所にあった挨拶、左右上下等)など様々です。
覚えさせることばかりではなく、自分で考える力を育てるために、
先生をしっかりと見て、先生からの質問を聞きます。
様々な活動を日々積み重ねることで、幼児期に身に付けてほしい
将来伸びていく力の土台ができあがっていきます。
土台の基本は“人の話を聞く姿勢”で、
全ての活動が連動して”聞く姿勢を身に付ける”ことで、
子ども達が将来大きく伸びていく基礎になるのです。

「育てる」メニューに戻る

EDUCATIONAL ENVIRONMENT学園の教育環境

photo

「場・道具・時・先生」

年齢に応じた十分な成長を実現するため、先生が子ども達の育ちを大切にした教育を行えるように遊びが中心の幅広い経験ができる教育環境を構成しています。本物の場、本物の道具、本物を実現するための時間の中で、先生からの長所をほめて伸ばしていく声が子ども達に届きます。
 年齢に応じた十分な成長を実現し、将来しあわせになる力の芽を育てる場・道具・時・人がせいかの教育環境です。

photo

「信頼関係創り」

はじめは、家以外の世界に慣れる事に重点を置いて、先生との信頼関係を築く事から始まります。先生との信頼関係をベースに、先生も関わる『遊び』を通して、人との関係づくりの基本を身に付けていきます。ケンカも含めた様々な人間関係に「もまれる」ことで子ども達の心に社会性が芽生えていきます。
 この社会性の芽を大きく育て伸ばすために、小さい頃から経験してきたリズム奏、絵画をベースとしてマーチング演奏、制作、器楽合奏など様々なことに取組みます。

photo

「意欲を大きく育てる」

社会性の芽が出てきた子ども達は、年長になると、共感する心を持ち、自分と違う他人の思いに気づいて、他の人の気持ちを理解するようになります。同情や思いやり、判断力などの客観性も育ち、必要な場面では自分の欲求や思いをいったん押さえて、相手の立場に立って考えた自分の意見を表現できるようになります。卒園する頃には、自分の持っている力より背伸びをしたチャレンジに 取組もうという意欲が大きく育っています。
 この意欲を大きく伸ばすために様々な行事(運動会、音楽会など)が用意されています。毎年の行事の中で見られる子ども達の成長した姿はお父様、お母様の一生の宝物になります。

photo

ページトップへ戻る